子育てと教育

【塾なし 総合型選抜(AO入試)国立大・慶應SFC他 合格記②】我が家の志望校選びと、総合型選抜に向けて準備したこと

全6回/第2回

2024年(2025年入学)に息子がで国立大学・慶應SFC・その他私大に、塾なしで合格をいただくことができました。サポートは主に学校でしていただきました。

総合型選抜の受験を意識し始めた中3ぐらいから、情報収集を少しずつスタート。

総合選抜塾が発信している情報はたくさん出てきますが、個人の体験談が少なかったので、今回は我が家の体験談を書き記します。

これから大学受験を考えている方で総合型選抜(AO)入試に興味を持っている方の参考になれば嬉しいです。

全部で6回にわたりお伝えをしていきます。

▼第1回の記事はこちら▼

【塾なし 総合型選抜(AO入試)国立大・慶應SFC他 合格記①】総合型選抜入試とは?一般入試との違い全6回/第1回 2024年(2025年入学)に息子がで国立大学・慶應SFC・その他私大で合格をいただくことができました。 総合選抜塾が発信している情報はたくさん出てきますが、個人の体験談が少なかったので、今回は我が家の体験談を書き記します。 ...

志望校の決め方

志望校を決めるには、大学でどのようなことを学びたいか?の方向性が決まっている必要があります。まずは文系・理系の選択。

そこからさらに、理系のどの分野なのか?生物系なのか工学系なのか化学系なのか?

より具体的にやりたい分野が決まっていないと、書類作成の際に内容を書くことができません。

「こういうことを学びたい!研究したい!だから、この大学のこの学部(学科)で学ぶ必要がある!」という内容を書く必要があります。

方向性を決めるといっても、高1の頃はまだぼんやりとした人がほとんだと思います。

将来に向けての方向性を探しに、オープンキャンパスや学園祭・学校説明会などに行き、実際に大学の施設や研究室を見たり、教授や学生の方にお話を聞いたりすることでイメージが湧いてきます。

高校生になったからといって自ら大学を見に行くことはなかなかないと思います。我が家の場合も親が情報収集してアドバイスしたり、学校から説明を受けてやっと行く感じでした。

予約をしないといけない場合も多いので、親も情報を集め一緒に見学にいくなどすると本人もイメージが湧いてくると思います。

人気大学の人気学部は、オープンキャンパスの講座や施設見学すぐに埋まります。絶対見に行きたい大学がある場合は、早めにチエック!

実際に足を運ぶと、家から大学までの
通学経路やキャンパスの雰囲気がわかります!
学食でランチをいただくことも出来るの大学
も多いので、通ったときのイメージも湧きやすいです。

大学1・2年と3・4年でキャンパスが変わる大学もあるので、そちらもチエックしておきましょう。

遠方の大学や、オープンキャンパスなどの日程が合わない場合、見学に行くか迷っている場合はパンフレットを取り寄せてみてください。

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テレメール

パンフレットは無料の学校と有料の学校が
あります!
大き目の大学の場合は、大学全体の
パンフレットと学部ごとのパンフレット
両方があるのでチエックしてみてください!

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我が家の志望校選び

我が家の場合は、息子がIT系が好きだったので理系のIT系ということは決まっていたので大学選びは比較的やりやすかったです。

IT系があるのは工学部・情報学部・理工学部などで、具体的に学びたいことができる学部・学科を探し、さらに総合型選抜があるかも調べていきました。

高1くらいからオープンキャンパスへ6校、その他の機会に2校へ行きました。母が一緒に行ったのは6校。残りの2校は息子のみ。

息子は研究に興味があり、オープンキャンパスの際も積極的に研究室の見学をしていました。

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志望校選びエピソード

【国立大学A校】立地的に自宅から通えて就職もよい。

研究室で大学生の方にお話を聞いたところ、

「1,2年の頃は、一般教養の科目を含め、勉強がかなり大変だった! 提出物も多く、放課後はかなり勉強をしていた。」

長男

研究室紹介のお話を聞いたときの受け答えが
イマイチわかりにくく、興味をそそられなかった!
あと入ってから一般教養の勉強がキツイのはちょっと・・・

こちらの大学は志望校から外れました。

【私立大学B校】隣県で自宅から少し時間はかかるが通える範囲。

最寄駅から徒歩圏内で、緑も多く雰囲気の良いキャンパス。

息子は2つの学部に興味を持ち、オープンキャンパスのブースでお話を聞くことができました。母は個別ブースで教授の方に入試制度などのお話を伺いました。

生徒さんも明るい方が多く、息子もまずまず気に入ってました。

こちらの大学は総合型で受験することになりました。(最終的には、この時見た学部とは異なる学部、異なるキャンパスでの受験となりました)

我が家の息子の最終的な志望校は、第1志望校の国立大学と第2志望校(慶應SFC)は確定。

第3志望校と第4志望校は、息子の学びたいことがあり提出書類が少な目で本人の強みを活かせる受験方法があったので、そちらの大学にも出願することにしました。

1校は行ったことがないまま出願!
(試験の日程が一番最後だったので、
それまでに他校で合格がいただけて
なければ平日に見学に行く予定でした。)

イベントや説明会がない普通の日に見学ができる大学も多いので、オープンキャンパスに行けなくい場合はそちらで行っても良いと思います。

総合型で面接まで進んだ場合、「オープンキャンパスに参加しましたか?」などの質問をされることがあります。

またどれだけ大学について知っているかを問われます。

なので、出願する大学へは足を運んでおくことが大切です。

大学によっては予約が必要だったり、受付で見学の手続が必要だったりします。また見学可能な日程が記載している大学もあるのでHPで確認してみてください。

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志望校に必要なものは何か?

我が家の場合の「志望校に必要なもの」(条件や試験内容)は下記の通りでした。

第1志望校(国立大学)

こちらの大学は筆記試験がなく、志願理由書と提出書類をメンイで選考する大学。

評定平均の条件はなく、これまでやってきた活動を書類でしっかり審査し、人数をかなり絞り込みます。

面接で落ちるのは、例年数人という選考方法でした。(書類審査を通過するのがかなり難しい)

例年の倍率は6~7倍。今年は受験番号から推測するとそれ以上に!

提出書類はかなりボリュームがあり、我が家も200ページ以上の書類を提出しました。動画などはUSBで提出。

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第2志望校 慶應SFC

引用元:朝日デジタル

慶應SFCのAO入試も提出書類や内容が多い大学で有名です!

志願理由に始まり、これまでの活動履歴や添付書類などかなり書類が多く、埋める項目も多いです。

筆記試験はありません。

例年書類で約3分の2に絞られ、面接で2分の1に絞られます!(例年の倍率は5~6倍)

そして出願は95%の書類や動画がオンライン提出!

パソコンの知識がある程度ないと出願もハードル高めです。

慶應SFCのオンライン出願項目はこちらから確認できます!

英検の合格証やコンテストの賞状、資格試験の認定証なども添付書類として提出した方が良いので、事前にまとめておき準備をしておくとよいです。

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第3志望校 私立大学

こちらの大学は1次で書類選考。志願理由書とこれまで自分が制作した作品の提出が必要でした。

2次は、筆記試験+プレゼン+面接でした。

息子は第1志望校と第2志望校で作った資料を基に作成。

提出方法は郵送とオンラインの両方でした。

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第4志望校 私立大学

こちらの大学は筆記試験がなく、志願理由書とこれまで自分が制作した作品の提出。

志望理由書と添付書類ですが、まさかの「手書き」での提出(^^;) イマドキ・・・

内容は第1志望校と第2志望校で作った資料を基に作成。合計A4、5枚ほどを手書きで記入していました。何か意図があるのか?!

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いつから準備をすれ間に合うか?

我が家は息子が中3くらいから、少しずつ情報収集をスタート。(母が)

実際に本人が書類を作成始めたのは、高3の春あたりからでした。

書類作成は受験勉強一旦やめて集中してやるなら夏休みに入ってからでも間に合うと思います。ただ、それは活動実績がすでにあり書類に書けることがあるという前提です。

高3の春や夏に書類作成をスタートできるよう、それまでに活動をしておくことが大切です。

あとは、活動した内容がある場合は証明できる書類を保管しておくこと👇

・募集要項(コンテスト・ボランティア・学会発表など)
・写真(コンテストに参加している様子・発表している様子など)
・合格証
・ディプロマ
・ボランティア参加証明書
など

我が家も実際に書類作成をする際に残しておいた募集要項や写真などが、かなり役立ちました。(もっと写真を残しておけば良かったと思いました)

写真があるとより説得力が増します!

とにかく欄を埋めるために小学生や中学生の頃に
取得した資格の合格証を添付した大学がありました!

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まとめ

第2回の記事では「志望校選び」と「志望校に必要なもの」につてい書いてみました。

大学見学へ行くのも結構時間が必要になるので一般受験も含め、高1あたりから少しずつ進めておくと良いと思います。

遠方の大学や受けるかどうかわからない大学に関しては、パンフレットやYouTubeなども活用し、実際に見に行くかどうかを検討するのも良いです。

学校説明会各学部の内容説明動画をUPしてくれている大学も多いです(^^)

あとは受ける大学の情報収集をしっかりしておくこと。(志望校に必要なものを早めに理解しておく)

・併願はできるのか?

・評定平均は必要なのか?

・共通テストは必要なのか?

・どんなフォーマットの書類をどのくらのボリューム準備する必要があるのか?

などを早めに確認しておくと、受験校として
浮かび上がってくる大学があったり、
受験校から外す大学が見えてきます!

実際の出願資格などは、最新のものを各大学のホームページでご確認してくださいね!

今後も6回にわたり総合型選抜(AO)入試について、我が家の受験体験談をふまえて書いていきますので、お楽しみに(^^)

保護者の目線で、さらに詳しく総合型選抜についての情報を知りたい場合は、下記のサービスをご利用いただけると幸いです(^^)

  ▼▼▼

総合型選抜の受験を親としてのサポート方法共有します 塾なしで国立大学・慶應SFC他 総合型選抜で合格

公開記事では身バレもあるので
突っ込んだ質問をご希望の場合は
上記からお願いできたらと思います!

【塾なし 総合型選抜(AO入試)国立大・慶應SFC等合格記③】活動実績とは具体的にどんな内容?いつからスタートするのが良いか?全6回/第3回 2024年(2025年入学)に息子がで国立大学・慶應SFC・その他私大に、塾なしで合格をいただくことができました。 総合選抜塾が発信している情報はたくさん出てきますが、個人の体験談が少なかったので、今回は我が家の体験談を書き記します。 ...

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